画像提供:海上保安庁

宮城海上保安部所属の巡視船「くりこま(PL-64)」は、2026年8月8日(土)から、襟裳岬の南東約450km付近の海上で行方不明となった台湾籍漁船「JIA LONG」の乗組員1名の捜索にあたった。千歳航空基地所属の固定翼機や、「JIA LONG」の僚船3隻も捜索に参加している。

第一管区海上保安本部によると、8月7日(金)23時24分頃、台湾救助調整本部から、襟裳岬南東約450km付近で「JIA LONG」のフィリピン籍乗組員1名が海中に転落した可能性があるとの情報が寄せられたことから、巡視船や航空機を出動させた。

行方不明となっているのは30代のフィリピン人男性で、同船の甲板員。夕食と定例点検の際に姿を見せなかったため、船室や居住区を捜索したものの発見できず、海中に転落した可能性があると判断された。

「JIA LONG」は台湾船籍のイカ釣り漁船で、総トン数は1,298トン。乗組員は53名で、台湾人3名、フィリピン人5名、インドネシア人45名が乗船していた。海中転落の推定場所は北緯40度03.275分、東経148度04.655分付近とされている。

第一管区海上保安本部は、巡視船「くりこま」と千歳航空基地所属の固定翼機で捜索を続けたものの、行方不明者につながる手掛かりは確認されなかった。8月10日(月)17時以降は、通常のパトロールに併せた捜索に移行している。



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