画像提供:海上自衛隊

海上自衛隊は2026年8月3日、公式キャラクター「カイジョウジエイ鯛」の第三者利用に関するガイドラインを公開した。海上自衛隊や自衛隊地方協力本部の関係者以外でも、所定の申請を行い許諾を受けることで、商用・非商用を問わずキャラクターを利用できる。

「カイジョウジエイ鯛」は、通称「鯛くん」と呼ばれる海上自衛隊の広報キャラクター。海上自衛隊について第三者の視点から親しみやすく、分かりやすく伝えることを目的に、FIELD MANAGEMENT EXPANDと協力して開発された。展示イベントや広報冊子、動画などに登場しており、今回、これまで以上に活躍の場を広げるため利用ガイドラインが定められた。

第三者が利用する場合は、商用・非商用を問わず、事前に海上幕僚監部人事教育部人事計画課募集推進室へ申請し、許諾を受ける必要がある。利用申請書には申請者の氏名・住所・連絡先のほか、利用目的や具体的な利用方法を記載し、サンプル品などを提出する。申請内容は海上自衛隊とFIELD MANAGEMENT EXPANDが監修し、データ提供までには土日祝日を除き10日程度を要するとしている。

ガイドラインでは、ポスターやチラシ、冊子、Webサイト、動画・写真コンテンツのほか、ぬいぐるみやフィギュアなどの立体物で利用する場合のコピーライト表記方法も例示されている。利用時には、原則として「©海上自衛隊」を容易に視認できる位置へ記載する必要があり、立体物ではタグへの印刷や台座、本体への刻印などが想定されている。

一方、利用には複数の制限が設けられている。定められた絵柄や色彩の変更、縦横比の変更、目などのパーツの変更・追加、キャラクターデザインの商標・意匠登録などは禁止される。また、特定の企業や個人、団体を宣伝・応援しているように見える表現や、海上自衛隊の品位を傷つける表現、政治・宗教活動を支援する表現なども認められない。

キャラクターに音声を付けることも禁止されており、発信は文字のみとされている。会話表現については、一人称を「ぼく」、二人称を「きみ」「みなさん」「みんな」「○○さん」とし、カジュアルなタメ口を基本に、場面に応じて敬語を使用する設定が示されている。

利用可能なデザインについても複数の基本パターンが公開されており、原則として指定されたデザインから選択して使用する。高画質データが必要な場合は問い合わせを受け付ける一方、上下左右の反転は不可としている。

なお、利用規定は2026年7月28日から施行されており、許諾内容に違反した場合、海上自衛隊は利用許諾を取り消し、制作物の利用停止や回収を求めることができる。



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