
岡山県立博物館は2026年7月31日(金)から9月13日(日)まで、同館1階・2階展示室で、テーマ展「すすめ!ポンポン船~木造船の世界~」を開催している。
展示では、木造船が主力だった時代の末期に活躍した機帆船を中心に、岡山県内で使われてきた木造船に関する資料が紹介されている。機帆船はエンジンを搭載した小型の帆船で、独特のエンジン音から「ポンポン船」の愛称で親しまれ、大正時代以降は瀬戸内海沿岸の物流を支えたが、戦後に鋼船が普及すると徐々に姿を消した。
同展では、こうした機帆船に加え、古くから造船の町として知られる牛窓や玉島で建造された船や、内陸の河川・用水路で使われた高瀬舟、田舟などにも目を向け、岡山で地域ごとに育まれてきた木造船文化が紹介されている。
主な展示資料には、若宮八幡宮所蔵で天明5年(1785年)の船絵馬「尻海古景之図」、2006年製作の機帆船「天神丸」模型、昭和30年代の「天神丸」の船霊などがある。
開館時間は9時から18時まで。休館日は8月3日(月)、10日(月)、17日(月)、24日(月)、31日(月)、9月7日(月)となる。入館料は大人260円、65歳以上130円で、高校生以下は無料。8月29日(土)は無料開館となる。
関連行事として、学芸員による展示解説を8月8日(土)、22日(土)、9月5日(土)の各日14時から15時まで実施される。会場は2階展示室で、事前申し込みは不要となっている。








