
画像提供:General Dynamics Electric Boat
アメリカ海軍は2026年7月29日(水)、コロンビア級弾道ミサイル原子力潜水艦5隻の建造を既存契約に追加するとともに、バージニア級攻撃型原子力潜水艦9隻の建造を発注したと公表した。関連する契約や造船所の生産性向上に向けた投資を合わせた総額は、766億ドルとなる。
契約相手は、ジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボートと、HII傘下のニューポート・ニューズ造船所。
建造されるコロンビア級は、「Build II」にあたる「SSBN-828」から「SSBN-832」までの5隻。バージニア級は、「Block VI」にあたる「SSN-814」から「SSN-822」までの9隻で、このほか10隻目に使用する資材一式の調達も契約に含まれている。
アメリカ海軍によると、今回公表された総額766億ドルには、すでに発表されていた長納期品や一括発注資材の調達費、両造船所に対する生産性向上投資も含まれる。契約締結時点では、2024年度から2026年度までの海軍艦艇建造・改修予算などから、計約118億7,820万ドルが充当される。
ジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボートは、コロンビア級5隻の建造分として295億ドル、バージニア級9隻の建造分として421億ドルを受注した。今回の同社向け契約には、このほか造船所インフラへの追加支援も盛り込まれている。
ニューポート・ニューズ造船所は、今回契約されたバージニア級9隻のうち6隻について、完成艦をアメリカ海軍へ引き渡す担当造船所となる。コロンビア級では、各艦につき6つの船体モジュール区画の建造・引き渡しを担当する。
ジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボートとニューポート・ニューズ造船所は、これまでにバージニア級原子力潜水艦26隻を建造し、アメリカ海軍へ引き渡している。今回の契約により、アメリカ海軍が契約済みのコロンビア級は計7隻となる。
一連の建造作業は、コネチカット州グロトン、バージニア州ニューポート・ニューズ、ロードアイランド州クオンセット・ポイントなどで実施され、2038年7月までに完了する予定。契約を担当するのは、ワシントンD.C.の米海軍艦艇システムコマンド(NAVSEA)となる。







