画像提供:中華民国総統府

台湾海軍は2026年7月24日(金)、高雄市の左営海軍基地で、沱江級コルベット「丹江(PGG-627)」の就役式を実施した。式典には頼清徳総統が出席し、就役を宣言した。

「丹江」は、台湾が進める艦艇国産化政策「国艦国造」に基づいて建造された沱江級コルベットの量産型バッチ2における1番艦。龍徳造船が建造を担当し、2025年7月に進水、2026年3月11日に台湾海軍へ引き渡されていた。艦名は、台湾中部を流れる濁水渓上流の丹大渓に由来する。

就役式では、頼総統の到着にあわせて礼砲21発が発射された。頼総統が「丹江」の就役命令を発令した後、艦旗と印章の授与、船体模型の贈呈、部隊の閲兵などが行われた。頼総統は式典後に同艦へ乗艦し、艦内を視察したほか、前甲板から沱江級コルベット「旭江」や光華6号型ミサイル艇による洋上展示を視察した。

沱江級は、高速航行に適した双胴船型とステルス性を特徴とする台湾独自開発のコルベット。日本の防衛省は、同型を「沱江級コルベット」と表記している。

就役式では、沱江級の原型艦「沱江」、量産バッチ1の1番艦「塔江」、量産バッチ2の1番艦「丹江」の3隻が並んだ。台湾側は、原型艦による設計検証からバッチ1の量産を経て、バッチ2の建造へ移行した経緯を示すものとしており、2026年末までに原型艦を含む全12隻が引渡しが完了する計画となっている。


情報発表元:中華民国総統府 - 総統出席丹江軍艦成軍典礼 強調持続落実国防自主 以実力達到和平