画像提供:U.S. Navy

アメリカ海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ベンフォールド(Benfold:DDG-65)」が、2025年9月29日(月)、横須賀のアメリカ海軍横須賀基地を出港し、第7艦隊での10年間にわたる前方展開任務を終えた。

ミサイル駆逐艦「ベンフォールド」は、2015年10月から日本への前方展開海軍部隊「FDNF-J」の一員として横須賀に配備され、以降10年間にわたりインド太平洋地域での警戒活動や各種多国間海上演習に参加してきた。主な参加演習には、マラバールや、パシフィック・グリフィン、バリアント・シールド、キーン・ソード、アニュアル・エクス、レゾリュート・ドラゴンなどがあり、地域の同盟国・パートナー国と連携して「自由で開かれたインド太平洋」の維持に貢献してきた。

出港に先立ち、第15駆逐隊(DESRON 15)司令官デイブ・ハルジャック大佐らによる退任式が行われ、艦の10年間の活動が評価された。「ベンフォールドは西太平洋で10年間にわたり任務を全うしてきた」とハルジャック大佐は述べ、「この艦は艦隊の働き手として、また同盟国にとって頼れる存在だった」と振り返った。

今後「ベンフォールド」は、アメリカ本国のワシントン州エバレットへと移動し、第3艦隊の作戦支援にあたる予定。


情報発表元:U.S. Navy - USS Benfold (DDG 65) departs U.S. 7th Fleet after 10 years of forward-deployed service
 
【関連ジャンル】
 船舶 : DDG-65 ベンフォールド
 港湾 : 横須賀港
 海運事業者 : アメリカ海軍