画像提供:ジャパン マリンユナイテッド

ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は、2025年2月6日(木)、三重県津市の同社 津事業所で建造していたミダス・ライン社(MI-DAS LINE S.A.)向けバルクキャリア「MOUNT ANJIN(マウント・アンジン)」を竣工、引き渡した。

「MOUNT ANJIN」は、鉄鉱石/石炭の太平洋トレード用のケープサイズバルカーであるJシリーズ「211BC」の系譜を継いだ新設計船「N211BC」の1番船。

「N211BC」は、最新の省エネ技術を織り込み、同社従来船と同じ船体要目を維持しつつ、2025年規則に先行した「EEDI Phase III」の達成、NOx(窒素酸化物)排出規制「Tier III」、SOx(硫黄酸化物)排出規制等の最新規則を折り込んだうえで、載貨重量の維持と燃費低減を両立している。

今回引き渡された「MOUNT ANJIN」は、全長299.99m、幅50m、深さ25m、喫水18.4mで、載貨重量は221,981トン、総トン数は108,999トンとなっている。


情報発表元:ジャパン マリンユナイテッド - バルクキャリア“MOUNT ANJIN”引渡
 
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