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津軽海峡フェリーは2024年5月28日(火)、室蘭市消防本部との初の官民合同訓練として、消防総合訓練を実施したと公表した。

訓練は、室蘭港に停泊中の「ブルーマーメイド」で4月22日(月)に実施されたもの。室蘭港荷役中のCデッキに積載した電気自動車から出火し、船舶から消防に通報、乗組員による初期消火を実施したものの、延焼が拡大、乗組員による乗客の避難誘導を行う想定で進行された。また、407号室のスイートルームで乗客1名が負傷、負傷者を消防隊、救急隊により救助する場面も想定された。

訓練中には、車輛甲板火災を想定した防火操練のほか、避難誘導訓練、救助訓練、情報伝達訓練、救命訓練、船上教育などが実施されている。訓練の総括として、津軽海峡フェリーは、室蘭市消防本部との初めての統合訓練ではあったが、停泊中における電気自動車からの火災における各々の行動対応手順について各自確認することができたとしている。


情報発表元:津軽海峡フェリー - 2024年「ブルーマーメイド」 官民合同訓練 (消防総合訓練)について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : ブルーマーメイド
 海運事業者 : 津軽海峡フェリー