画像提供:海上自衛隊

KDDIは2024年5月21日(火)、海上自衛隊の練習艦「かしま(TV-3508)」、「しまかぜ(TV-3521)」の2艦にStarlink(スターリンク)の海上向けサービス「Starlink Business マリタイムプラン」を導入したと公表した。

練習艦「かしま」、「しまかぜ」は、5月20日(月)から初級幹部を対象とした「令和6年度遠洋練習航海」を開始、これにあわせてStarlinkが導入された。KDDIの公表によれば、海上自衛隊の隊員からは洋上でも陸上と同じ高速なインターネットを必要とする声が多く、陸上との情報格差解消により職場環境を向上することが求められていた。今回の導入により、航海中にダウンロード速度最大220Mbpsの通信が利用可能となり、約180日間にわたる遠洋航海訓練に参加する隊員の職場環境改善に貢献するとしている。

なお、KDDIは今後、2027年までに艦隊の9割にStarlink導入を目指している海上自衛隊の職場環境のさらなる改善に向け、Starlinkの導入を支援していくとしている。


情報発表元:KDDI - Starlinkの海上向けサービス「Starlink Business マリタイムプラン」を日本国練習艦隊の練習艦『かしま』『しまかぜ』に導入
 
【関連ジャンル】
 船舶 : TV-3508 かしま
 海運事業者 : 海上自衛隊