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防衛省と海上幕僚監部は、2024年4月21日(日)、伊豆諸島・鳥島沖約270kmの海域で海上自衛隊の航空機2機の墜落事故があったと公表した。

事故が発生したのは4月20日(土)の深夜で、護衛艦「いせ(DDH-182)」が23時15分頃に海上保安庁へ2機の墜落を通報していた。

4月21日(日)の海上幕僚監部の公表によれば、墜落したのは、護衛艦「はぐろ(DDG-180)」に搭載されていたSH-60K「8416」号機と、護衛艦「きりさめ(DD-104)」搭載のSH-60K「8443」号機。いずれの機体にも機長、副操縦士各1名他2名、2機あわせて計8名が搭乗していたが、7人が行方不明、1名の死亡が確認されている。4月21日(日)時点で、ブレードの一部やヘルメット数個が現場海域から回収されている。

また、4月21日(日)公表時点では、海上自衛隊の艦艇11隻、航空機5機(固定翼4、回転翼1機のほか、海上保安庁の船舶2隻、航空機1機が現場海域での捜索に参加している。海上幕僚監部は、4月21日(日)0時15分に事故調査委員会を設置、海上自衛隊におけるSH-60全機の訓練飛行を中止している。


情報発表元:防衛省・自衛隊
 
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