画像提供:ジャパン マリンユナイテッド

ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は2024年3月1日(金)、同社横浜事業所で建造していた海洋気象観測船「凌風丸」を気象庁へ引き渡した。

海洋気象観測船「凌風丸」の船名は、1937年にJMUの前身である旧播磨造船所で初代「凌風丸」を建造して以来、2代目・3代目も旧石川島播磨重工業(現IHI)東京第一工場で建造されてきた、JMUにゆかりのある海洋気象観測船の船名。今回引き渡された4代目の「凌風丸」は、全長 85.63m、幅14m、総トン数2,373トンと、3代「凌風丸」の1,380トンから大型化している。

線状降水帯等による大雨の監視・予測能力の維持・向上に寄与するため、船舶GNSS(衛星測位システム)による水蒸気観測や高層気象観測等を実施するほか、洋上、海水中の二酸化炭素など地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの濃度の観測が計画されている、


情報発表元:ジャパン マリンユナイテッド - 気象庁海洋気象観測船 "凌風丸"引渡
 
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