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2024年1月2日(火)、羽田空港のC滑走路において、海上保安庁の航空機と日本航空(JAL)機が衝突したと見られる事故が発生した。

海上保安庁の公表や一部報道によると、衝突したのは海上保安庁のDHC-8-300、MA722(JA722A)「みずなぎ」と、日本航空のA350-900「JA13XJ」とみられる機体。

「JA722A」は、2009年に海上保安庁に導入された機体で、2011年の東日本大震災の際は、定期検査のため仙台空港に保管されていたが、押し寄せる津波により浸水・損傷、海上保安庁によれば、復旧への道のりは困難を極めたものの、”仙台空港で唯一生き残った機体”として、震災から約1年後の2012年3月に羽田航空基地に帰還した。一部報道によると、今回、MA722は、1月1日(月・祝)に発災した「令和6年能登半島地震」に関する物資輸送のため、羽田航空基地から新潟航空基地へ向かう途中だったとされている。

なお、日本航空機の「JA13XJ」は2021年11月に導入された機体で、1月2日(火)は新千歳発 羽田空港行きのJL516便として運航されている機体だった。事故の状況から、MA722側が滑走路上にいるところ、「JA13XJ」が着陸進入、滑走路上で衝突したものと見られている。


情報発表元:海上保安庁
 
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