画像提供:海上保安庁

海上保安庁は、2023年12月3日(日)から12月6日(水)までの期間、東南アジア周辺海域における海賊対策のため、航空機をシンガポール、インドネシアへ派遣、公海上でのしょう戒を実施する。

今回派遣されるのは、第十一管区海上保安本部那覇航空基地所属のファルコン2000「ちゅらたか」。海上保安庁総務部の足立基成参事官、他16名も派遣されている。

派遣機は、12月3日(日)に那覇航空基地を出発、公海上でのしょう戒を行ったのち、シンガポールに到着、12月4日(月)には、シンガポール関係機関と意見交換・体験フライトが実施される。12月5日(火)に同機はシンガポールを出発、インドネシアに到着し、関係機関と意見交換・研修フライトを実施、その日のうちにシンガポールへ戻り、12月6日(水)にシンガポールを出発、那覇に帰着する。

海上保安庁では、海賊対策として2001年以降、東南アジア周辺海域に航空機を派遣し、監視警戒を実施するとともに、各国海上保安機関との合同訓練を通じた連携・協力関係の強化を図っている。同庁では、こうした取組を通じて、インド太平洋海域における、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の維持・強化を推進していくとしている。


情報発表元:海上保安庁 - 海賊対策のため海上保安庁航空機をシンガポール・ インドネシアへ派遣します
 
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