画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は、2023年11月29日(水)、鹿児島県屋久島沖の洋上において、アメリカ空軍のCV-22「オスプレイ」が墜落した事象に関連し、以降、自衛隊が実施している捜索救難活動の詳細について公表した。公表によれば、11月29日(水)時点で海上自衛隊から艦艇7隻、航空機4機が捜索に参加している。

これは、11月29日(水)14時40分頃、オスプレイが不時着水した旨の通報があり、乗組員6人のうち1名が死亡、5名が行方不明となっていること受けたもので、陸自・海自・空自においては、以降、自主派遣による捜索救難活動を開始している。

海上自衛隊からは、捜索救難活動のため、11月29日(水)16時4分に護衛艦「とね(DE-234)」が、17時1分にミサイル艇「しらたか(PG-829)」、17時15分に護衛艦「みくま(FFM-4)」、17時29分に護衛艦「のしろ(FFM-3)」、17時35分に掃海母艦「うらが(MST-463)」が佐世保を出港し、いずれも11月30日(木)未明から朝にかけて現場海域に到着しているものと見られる。また、17時7分に掃海艇「たかしま(MSC-603)」、17時33分に掃海艇「みやじま(MSC-690)」も佐世保を出港、これらは11月30日(木)午後にも現場海域に到着する予定となっている。

このほか、航空機では鹿屋航空基地のP-1哨戒機2機、SH-60ヘリ1機、と、大村航空基地のSH-60ヘリ1機の計4機が海上自衛隊から捜索に参加、航空自衛隊からも1機のEC-2、1機のU-125、3機のUH-60が、陸上自衛隊から1機のLR-2がこれまでに救難活動に参加している。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 鹿児島県屋久島沖における米軍オスプレイの捜索救難活動について
 
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 船舶 : DE-234 とね
 船舶 : MSC-603 たかしま
 船舶 : MSC-690 みやじま
 船舶 : MST-463 うらが
 船舶 : PG-829 しらたか
 海運事業者 : 海上自衛隊