画像提供:防衛省

防衛省は2023年8月25日(金)、令和6年度以降の新型FFMに係る調達の相手方について、主契約者を三菱重工業に、下請負者をジャパン マリンユナイテッド(JMU)に決定したと公表した。

新型FFMは、令和6年以降に建造、海上自衛隊に納入される計画の護衛艦で、10隻の建造が計画されている。調達の相手方については、防衛省から取得予定艦艇の目標価格と要求性能等を示し、提出された企画提案書を評価、最も優れた企画提案を採用する「企画提案方式」が採られている。

今回、三菱重工業、ジャパン マリンユナイテッドいずれの提案もの必須要求事項の評価基準を満たしていることが確認された。また、各社の提案に対し、予め提示した「高度な艦艇設計・建造」、「搭載装備品などに係る関連企業の管理能力」、「設計から維持整備までの一元管理能力」の観点から総合的な評価が行われ、これらの評価点の合計が最も高かった三菱重工業を主契約者、2番目に高かったジャパン マリンユナイテッドが下請負者として選定された。

今後は、所定の手続を経て、「基本設計に係る基礎資料の作成」契約を締結し、令和6年度以降に建造契約を締結する予定となっている。


情報発表元:防衛省 - 新型FFM(護衛艦)に係る調達の相手方の決定について
 
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