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海上自衛隊は、2022年11月11日(金)から2023年4月10日(月)までの日程で、砕氷艦「しらせ(AGB-5003)」による第64次南極地域観測協力を実施する。

今回の南極地域観測協力で「しらせ」は、11月1日(火)に乗員全員のPCR検査を実施しており、11月11日(金)まで乗組員全員に対する健康観察を行うとともに、2回のPCR検査を実施、11月11日(金)に東京・青海から出港する。

出港後は、11月26日(土)にオーストラリア・フリーマントルに入港し、12月1日(木)に同地を出港、12月6日(火)頃に南緯55度線を通過後、12月下旬に昭和基地至近のリュツォ・ホルム湾へ到着する予定。往路の輸送人員は69名、輸送物資は約1,120トン。

復路は人員73名、物資約280トンを搭載し2023年1月下旬に南極を出発、トッテン氷河沖を経由し、3月14日(火)頃に南緯55度線を通過、3月20日(月)から3月25日(土)までフリーマントルに寄港し、4月10日(月)に東京・青海へ入港する計画。

なお、海上自衛隊は輸送支援のほか、艦上観測支援、野外観測支援、基地設営支援なども行う。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 砕氷艦「しらせ」による第64次南極地域観測協力について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : AGB-5003 しらせ
 海運事業者 : 海上自衛隊