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シルバーフェリーを運営する川崎近海汽船は、2021年12月24日(金)、八戸/室蘭航路の休止日を決定したと公表した。

八戸/室蘭航路は、当初、宮古/室蘭航路として2018年6月に開設された航路。同社によれば、燃料コストの大幅な上昇に加え、予期しなかった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により長期化している旅客需要の大幅な減少が重なり同航路の収支は依然として厳しい状況となっていた。運航船「シルバークィーン」も船齢20年を超え、出来る限り早いリプレースが望まれる状態であるものの新造船投入も極めて困難な状況であることから、2021年11月から休止に向けた協議が開始されていた。

当初は2021年12月末での航路休止に向けて関係者との協議が進めたらていたが、今回、航路休止日は2022年2月1日(火)となることが決まった。同航路の最終航海は、室蘭を1月31日(月)20時30分に出発する航海となる。

なお川崎近海汽船は、八戸/苫小牧航路については現在の4隻8便運航を維持していくとしている。


情報発表元:川崎近海汽船 - 宮古(八戸)/室蘭航路 休止日決定のご案内
 
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 海運事業者 : 川崎近海汽船