画像提供:U.S. 7th Fleet

アメリカ海軍は2021年8月16日(月)、アーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦「ヒギンズ(Higgins:DDG-76)」、「ハワード(Howard:DDG-83)」を、第7艦隊の新しい艦艇として横須賀基地へ配備した。

「ヒギンズ」1999年4月に就航したアーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦の26番艦で、全長は154メートル、排水量は8,776トン。艦名は、1988年2月、レバノンでの国連平和維持活動に参加中、ヒズボラと同盟した親イラングループによって拘束、1990年7月に殺害されたウィリアム・R・ヒギンズ海兵隊大佐に由来する。

「ハワード」2001年10月に就航したアーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦の33番艦で、全長は155メートル、排水量は約9,648トン。艦名は、ベトナム戦争の戦功で名誉勲章を受章したジミー・E・ハワード海兵隊曹長に由来する。

2艦が横須賀に到着した翌々日の8月18日(水)には、これまで横須賀基地に配備されていたアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー(Curtis Wilbur:DDG-54)」が本国帰還のため横須賀を離れた。

今回の新配備、本国帰還により、横須賀基地をいわゆる母港としている米国艦船は12隻となる。


情報発表元:U.S. 7th Fleet - USS Higgins and USS Howard arrive in Yokosuka, Japan, join DESRON 15
 
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 港湾 : 横須賀港
 海運事業者 : アメリカ海軍