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日本外航客船協会は2021年6月19日(土)、国内クルーズの運航再開にあたり、協会に加盟する国内クルーズ3社が共同で2021年度上半期のクルーズは3泊4日を上限に運航すると公表した。

日本外航客船協会によれば、2020年10月の運航再開から2021年4月までの間、3社で計70回の3泊4日までのクルーズを実施、4泊5日以上のクルーズを4回実施し、協会ガイドラインに記載された感染症対策を遵守、これに加えて乗船日の概ね10日前に事前PCR検査を実施することで、特段の問題は発生していなかったという。

一方、4月に「飛鳥II」で感染者が確認された事案は、6泊7日のクルーズであり、乗船日10日前の事前PCR検査に加え、乗船当日にも検査を実施したものの、その結果が出る前に出港、航行中に「感染リスク高」の乗客が判明した。

これらを踏まえ、当面3泊4日のクルーズを上限とするとともに、自宅での事前PCR検査に加え、乗船当日に再度検査を行い、出港前に全ての検査結果を確認、「感染リスク低」であることを確認の上で出港する体制をとる。期限は2021年度上半期中の9月28日(火)までの予定。


情報発表元:日本外航客船協会 - 国内クルーズ運航再開にあたって
 
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