画像提供:海上保安庁

新潟海上保安部の巡視船「えちご(PLH-08)」は、2021年1月29日(金)13時30分、乗船者の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染により、約2週間に渡り停泊していた那覇港を出港した。

「えちご」は、1月8日(金)から2月2日(火)までの日程でフィリピン周辺海域への派遣、東南アジア周辺海域における海賊対策と、フィリピン沿岸警備隊との連携訓練を実施する計画だったが、沖縄本島付近海域を航行中、乗船する職員1名の新型コロナウイルス陽性が確認された。このため、海上保安庁は「えちご」フィリピン派遣を延期して乗船職員全員のPCR検査を実施、新たに1名の陽性者が確認されていた。

寄港地の那覇港においては、那覇市保健所などが対応にあたり、以降、定期貨物船の運行や荷役作業等への影響が少ない、那覇クルーズターミナルのある泊ふ頭8号岸壁に係留されていたが、1月29日(金)同地を出港した。海上保安庁は、派遣時期については再調整するとしている。


情報発表元:那覇港管理組合 - 那覇港における新型コロナウイルス陽性者の発生について②
 
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 船舶 : PLH-08 えちご
 港湾 : 那覇港 泊ふ頭8号岸壁
 海運事業者 : 海上保安庁