画像提供:日本郵船

香川県坂出市に所在する川崎重工業坂出工場では、2020年9月16日(水)、セントラルLNGシッピングが発注したLNGバンカリング船の命名式が実施され、同船は「かぐや」と命名された。

LNGバンカリング船は、船舶向けの液化天然ガス燃料を供給するための船舶で、川崎汽船、JERA、豊田通商、日本郵船の4社は、中部地区におけるLNG燃料供給事業を推進している。

「かぐや」は、3,500立方メートルのLNGを積載でき、総トン数は4,100トン、全長81.7メートルとなる。今後、国内で稼動する初めてのLNGバンカリング船として竣工する予定。10月以降の事業開始後、日本郵船の自動車専用船「SAKURA LEADER」と、川崎汽船が2020年度中に竣工予定の自動車専用船をはじめとしたLNG燃料船へのシップ・トゥ・シップ方式によるLNG供給を予定している。

船名の「かぐや」は日本最古の物語といわれる『竹取物語』に由来、また、LNGバンカリング市場を「竹」のように長く高く成長させるという思いも込められている。


情報発表元:日本郵船 - 国内初のLNGバンカリング船を「かぐや」と命名
 
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