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商船三井は2019年4月24日(水)、インドの「リライアンス・インダストリーズ」のシンガポール籍子会社「リライアンス・エタン・ホールディング」が保有する大型液化エタン輸送専用船(VLEC)6隻を共同で保有することに合意したと公表した。商船三井によると、VLECの保有は日本の海運会社として初となる。

今回、共同保有について合意に至ったVLECは、2016年以降順次竣工しており、主にアメリカ・ヒューストンからインド・ダヘジへの液化エタンの輸送に従事している。これまで商船三井は、船舶管理と運航を担っていた。

商船三井とリライアンスは、原油輸送の分野でVLCCの契約を締結しており、今回、エタン輸送の分野において、2年半におよぶ船舶管理と運航の実績が評価されたことで、同船舶の保有に参画するに至った。

なお、共同保有となる船舶は、2016年に竣工した「エタン・クリスタル(Ethane Crystal)」、「エタン・エメラルド(Ethane Emerald)」、2017年に竣工した「エタン・オパール(Ethane Opal)」、「エタン・パール(Ethane Pearl)」、「エタン・サファイア(Ethane Sapphire)」、「エタン・トパーズ(Ethane Topaz)」の6隻。


情報発表元:商船三井 - インド・リライアンス社と世界最大級の液化エタン船6隻共同保有へ
 
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