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九州郵船は2020年12月28日(月)、同社乗組員1名において、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が確認されたことを公表、その後2021年1月4日(月)までに3人、累計4人の感染が確認されたことを明らかにした。

最初に確認された感染者は、12月28日(月)8時50分に厳原港を出発した芦辺経由博多行き「フェリーちくし」船内の乗組員食堂において意識を失い転倒、その後、芦辺港にて救急搬送され検査を行ったところ、新型コロナウイルス感染症の陽性が判明した。

同乗組員と濃厚接触があった「フェリーちくし」乗組員は2名で、1名は陰性を確認、1名は1月5日(火)まで検査結果待ちの状態となっている。また、濃厚接触の判定がなかったものの、感染した乗組員と接触歴があった「フェリーちくし」乗組員1名において、12月30日(水)に陽性が確認された。このほか、ジェットフォイル乗組員1名が1月3日(日)に、「フェリーきずな」乗組員1名が1月4日(月)に陽性であることが確認され、同社の感染確認者は4名となった。4名のうち、2名は接客担当者であることが明らかになっている。

九州郵船は、全乗組員に対し、常時マスク着用、随時手指消毒等を改めて周知し、乗組員の休憩室・ロッカー等の消毒を実施している。同社は、所属の出勤体制も確保されていることから、引き続き、通常運航を続けている。


情報発表元:九州郵船 - 弊社乗組員の新型コロナウイルス感染症発生について(2)
 
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 船舶 : フェリーちくし
 海運事業者 : 九州郵船