©Funeco News

第八管区海上保安本部は2019年1月31日(木)、管区内で過去5年間に発生した漁船海難のうち、居眠り運航・見張り不十分を原因とする海難が3割にのぼるとして、注意を喚起する文章を公表した。

公表によると、過去5年間に発生した183隻の漁船海難のうち、55隻が居眠り運航・見張り不十分を原因とする海難だった。2019年1月9日(水)にも居眠り運航を原因とする漁船の衝突事故が美保湾で発生している。第八管区海上保安本部は、ガムや昆布などを噛むことで眠気を防止したり、操船者を交代し、休息をとるなどして居眠り運航を防止するよう呼びかけている。

第八管区では、各漁業協同組合等を通じて、居眠り運航防止の注意喚起を呼び掛けていくとしている。


情報発表元:第八管区海上保安本部 - 漁船海難の原因3割は見張り不十分
 
【関連ジャンル】
 海運事業者 : 海上保安庁