ホーランド・アメリカラインは2020年3月27日(金)、客船「ザーンダム」船内で乗客4人が死亡したと公表した。同船はパナマ沖で停泊しており、4人の具体的な死因は分かっていないが、船内では乗客・乗員計138人にインフルエンザのような症状が出ており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への感染が疑われている。
「ザーンダム」では、3月7日(土)にアルゼンチンのブエノスアイレスを出発、3月21日(土)にチリのサンアントニオに到着する予定のクルーズが運航されていたが、複数の港湾で入港が拒否され、パナマ沖で停泊していた。
同社は、「ザーンダム」の健康な乗客を客船「ロッテルダム」に移す計画を立てている。
情報発表元：Holland America Line - Update: Amsterdam, Maasdam And Zaandam【関連ジャンル】 船舶 : ザーンダム 船舶 : ロッテルダム 海運事業者 : ホーランド・アメリカライン
