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国土交通省は2020年1月23日(木)、2019年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港回数の速報値を公表した。

公表によると、訪日クルーズ旅客数は前年比12.2パーセント減の215.3万人、クルーズ船の寄港回数は前年比2.2パーセント減の2,867回となった。

港湾別の寄港回数のランキングでは、1位が那覇港で260回、2位が博多港で229回、3位が横浜港で188回、4位が長崎港で183回、5位が石垣港で148回、6位が平良港で147回、7位が神戸港で131回などとなっている。

なお、国土交通省は旅客数、寄港回数の減少の理由について、旅客数の約8割を占める中国クルーズ市場へのクルーズ船の配船減が2019年も続いたことを要因として挙げている。

また、中国発クルーズ船が九州を中心に減少する一方で、主に日本人客や欧米客を対象に日本発着クルーズを実施する外国クルーズ船が増加、その結果、九州以外の国内各地域への寄港が増加するなど、寄港地の分散化が進みつつあると指摘している。


情報発表元:国土交通省 - 訪日クルーズ旅客数及びクルーズ船の寄港回数(2019年速報値)
 
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