画像提供:三井E&S造船

三井E&S造船と常石造船は、2020年7月31日(金)、両社の資本提携に向けた協議を開始することで一致し、基本合意書を締結したと公表した。

資本提携は、三井E&S造船が2021年に艦艇事業を三菱重工業へ譲渡するタイミングで、残った商船事業を主な事業とする同社株式の一部を常石造船へ譲渡する形で実施される計画。このため、取引の対象は、艦艇事業を除いた商船事業と一部の子会社を有する三井E&S造船の株式となる。

なお三井E&Sホールディングスは、この取引により、当該株式のそのマイノリティ持分を譲渡することを想定しており、取引後も、引き続き三井E&S造船の親会社の立場を維持する計画。

今後は、三井E&Sホールディングス、三井E&S造船、常石造船の間で詳細な検討を実施し、具体的な対象事業の内容・範囲・取引形態等について確定するとともに、2020年12月末を目途に最終契約書を締結し、2021年10月に本取引を完了させることを目指す。


情報発表元:三井E&S造船 - 三井 E&S 造船株式会社(商船事業)と常石造船株式会社との資本提携に関する協議開始のお知らせ
 
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