画像提供:神戸運輸監理部

国土交通省 神戸運輸監理部と第五管区海上保安本部は、2020年2月17日(月)から3月6日(金)までの期間、明石海峡周辺海域の事故防止を図る「事故防止対策キャンペーン」を展開する。

神戸運輸監理部によると、明石海峡は1日約800隻の船舶が通航する日本一海上交通量が多い海域であり、2008年3月5日(水)には、明石海峡航路東入口で3隻の船舶が関係する多重衝突事故が発生、4名が死亡している。神戸運輸監理部では、毎年2月下旬にイカナゴ新子漁が解禁されることも踏まえ、事故のあった3月5日を「多重衝突事故の日」と定め、以来、事故防止対策キャンペーンを実施している。

2020年のキャンペーンでは、第五管区海上保安本部と共同で、管内各港で停泊している船舶に訪船、見張り体制や通信機器の機能を確認するほか、重点項目を記載したリーフレットを船舶と船舶運航会社に配布し、安全航行の啓発、明石海峡航路の航法遵守の指導を行う予定。


情報発表元:国土交通省 神戸運輸監理部 - 事故防止 必ず守ろう 決まり事!
 
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