画像提供:横須賀市

横須賀市は2019年11月13日(水)、海上自衛隊における用地取得について、防衛省南関東防衛局から通知があったことを明らかにした。

この用地取得は、横須賀市長浦町のDeNAベイスターズ練習場跡地などで構成される約31,000平方メートルの土地を防衛省が購入するもの。購入後は庁舎、倉庫などの海上自衛隊の後方支援施設が整備され、隣接する横須賀地方総監部長浦庁舎地区、横須賀警備隊庁舎地区と一体的な運用が図られる計画。購入は2020年度以降の予定。

なお、南関東防衛局は取得理由について、横須賀基地における現状の狭隘・分断された敷地形状により、迅速かつ効果的な部隊運用に支障が生じていること、耐震の観点から老朽施設の建て替えを実施したくても建設用地が不足していることなどを挙げている。

今回、海上自衛隊向けに取得される土地は、1987年、もともと大洋漁業の倉庫だった土地に「横浜大洋ホエールズ総合練習場」が開設されて以降、同球団が使用していたが、2019年8月に練習場施設が追浜公園に移転していた。


情報発表元:横須賀市 - 防衛省南関東防衛局からの通知について(2019年11月13日)
 
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