三菱重工グループの三菱造船は2026年7月15日(水)、海上保安庁向け6,000トン型巡視船の命名・進水式を、山口県下関市の三菱重工業 下関造船所 江浦工場で実施した。同船は「やしま(PLH-46)」と命名され、同日進水 …

巡視船「やしま(PLH-46)」
PLH-46 Yashima
巡視船 基本情報
巡視船「やしま(PLH-46)」は、海上保安庁のヘリコプター2機搭載型大型巡視船で、みずほ型巡視船(2代)の1隻。初代みずほ型巡視船「やしま」の代船として2023(令和5)年度に発注され、三菱造船が三菱重工業 下関造船所江浦工場で建造した。2026年7月15日に「やしま」と命名され、同日に進水した。船名は、古事記などに記された日本の呼称「八洲」に由来し、先代の巡視船から継承された。
公称船型は6,000トン型PLHで、全長約134メートル、全幅約15.8メートル、総トン数約6,100トン。離島や遠方海域における警備、海上犯罪の取り締まり、海難救助、捜索救難、災害対応のほか、複数の巡視船艇や航空機を統率する現場指揮船としての運用を想定している。船尾には中型ヘリコプター2機を収容できる格納庫と飛行甲板を備え、航空機を使用した広域哨戒や救難活動に対応する。
同型の基本設計は排水量型船型を採用し、ディーゼル機関4基を組み合わせたCODAD方式によって2軸の可変ピッチ・プロペラを駆動する。武装として70口径40mm単装機関砲と20mm多砲身機関砲を各1基備えるほか、遠隔放水銃、停船命令等表示装置、遠隔監視採証装置を装備する。また、他船への給油、給水、給電や物資移送に対応する設備を設け、長期間の海上行動と船艇部隊への支援能力を有する。
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