自衛隊茨城地方協力本部と大洗港海の月間実行委員会は、2026年7月12日(日)、大洗港第4埠頭で開催する「令和8年度 大洗港海の月間イベント」において、海上自衛隊の訓練支援艦「くろべ(ATS-4202)」と「てんりゅう( …
訓練支援艦「くろべ(ATS-4202)」
ATS-4202 Kurobe
訓練支援艦 基本情報
「くろべ(ATS-4202)」は、海上自衛隊に所属する訓練支援艦で、くろべ型の1番艦。艦名は富山県の黒部峡谷に由来し、1989年3月に就役して以降、主に対空射撃訓練における標的機の発射・誘導を任務としてきた。計画は昭和61年度、建造は日本鋼管鶴見造船所で行われ、現在は護衛艦隊第1海上訓練支援隊に所属し、呉を定係港としている。
艦の構造は平甲板型で、前甲板には62口径76ミリ単装速射砲を1基装備。最大の特徴は、BQM-34AJ「ファイアービー」およびBQM-74E「チャカⅢ」といった無人標的機を各4機、計8機搭載している点である。これらの標的機は後部甲板から発射され、艦上のフェーズドアレイレーダーによって最大3機を同時に誘導・管制できる能力を持つ。これにより、艦対空ミサイルや高性能射撃システムを有する艦艇・部隊に対し、実戦に即した訓練支援が可能となっている。
1989年の就役以降、「くろべ」は長年にわたり対空戦訓練の支援を通じて海上自衛隊の防空能力向上に貢献してきた。また、1990年には女性自衛官が乗員として初めて配属された。2011年の東日本大震災では災害派遣任務に従事し、被災地の支援にもあたっている。
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