375 チュ・ニャ・ディン 基本情報 375 Cut Nyak Dhien |
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インドネシア海軍のコルベット「チュ・ニャ・ディン(Cut Nyak Dhien:375)」は、元はドイツ民主共和国(東ドイツ)のパルチム級コルベット「リュブツ(Lübz)」として建造され、1982年に就役した艦艇。ドイツ再統一後、一時的に統一ドイツ海軍に編入された後、1994年にインドネシアに売却・改修され、「チュ・ニャ・ディン」と改名された。艦名はインドネシアの女性民族英雄チュ・ニャ・ディンに由来する。 全長75.2メートル、満載排水量935トンで、3基のM-504Aディーゼル機関により最大速力24.5ノットを発揮。主兵装として57mm連装砲AK-725および30mm連装砲AK-230、20mm機関砲Denel GI-2を備え、RBU-6000対潜ロケットランチャーも2基装備する。元来搭載されていたロシア製魚雷発射管はインドネシア海軍の兵装体系と合わないため使用されず、一部艦では西側製発射管に換装されている。 この艦は、冷戦期における沿岸対潜戦を想定して設計されたパルチム級コルベットの一隻で、旧東ドイツ海軍の主要艦艇であった。インドネシア海軍では購入後に大規模な改修を受け、その後もスラバヤを母港として運用されている。 |
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状態 |
運用中 |
総トン数 |
865トン |
船種 |
母港 |
スラバヤ港 |
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所属 |
艦番号 |
375 |
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就航日 |
1994年02月25日 |
造船所 |
375 チュ・ニャ・ディンのニュース
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