画像提供:四日市港管理組合

四日市港管理組合は2019年11月25日(月)、四日市港において特定外来生物である「ヒアリ」約20個体が確認されたと公表した。ヒアリの確認は、三重県内で初めての事例となる。

ヒアリは、環境省が2017年度以降定期的に実施してきたヒアリ等の確認調査に加えて、2019年11月中に全国の54港湾を対象として実施された緊急的な追加調査で発見された。四日市港では11月21日(木)から調査が開始され、調査開始初日に四日市港霞ヶ浦北ふ頭コンテナターミナル内で、ヒアリと疑われるアリ約20個体が確認された。環境省中部地方環境事務所が専門家へ依頼し、種の同定を行った結果、11月25日(金)、ヒアリであることが判明した。

今回確認されたヒアリは、働きアリ約20個体で、既に環境省の調査委託業者が全て殺虫処理し、確認地点周辺には殺虫餌が設置された。なお、ヒアリは地面の舗装の継ぎ目で発見されたことからコンテナの移動等が規制されることはなく、港湾活動は可能としている。


情報発表元:四日市港管理組合 - 特定外来生物ヒアリの確認について
 
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