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呉市海事歴史科学館「大和ミュージアム」は、2020年12月23日(水)から2021年2月7日(日)までの期間、1階ガイダンスルームにおいて広域連携特別展示「呉と海軍組織」を開催している。

特別展示は、瀬戸内地域に立地する、松山市の坂の上の雲ミュージアム、今治市の村上海賊ミュージアム、呉市の大和ミュージアムの3つの博物館のそれぞれの視点から、「海軍」の前史、誕生と発展、第二次世界大戦までの時代ごとに分担して展示を行う企画。

今回の大和ミュージアムの展示では、呉に設置された鎮守府や工廠などの海軍組織ついて、特に大正時代における軍縮期から第二次世界大戦に至る時期に注目して展示されている。展示資料は、「呉鎮守府写真帖」、「甲鈑並大型鋼材製造工場大略図」、海軍技手養成所教科書ほか12点で、軍縮から軍拡へと目まぐるしく状況が変化する中、これらの組織がどのように変化し、呉地域にどのような影響を与えるに至ったのかについて考察される。


情報発表元:大和ミュージアム - 広域連携特別展示「呉と海軍組織」
 
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