画像提供:日本郵船

新来島豊橋造船では2020年9月1日(月)、日本郵船が新来島どっくに発注しているLNGを主燃料とする自動車専用船の命名式が実施された。同船は「SAKURA LEADER(サクラ・リーダー)」と命名された。

命名式には、日本郵船の長澤仁志社長のほか、トヨタ自動車の松山洋司調達本部 副本部長、環境省の八木哲也大臣政務官、国土交通省の和田 政宗大臣政務官らが出席、船名は、日本を象徴する花である「桜」にちなんで命名された。

新造船は、国内造船所で建造される初の大型LNG燃料船として2020年10月ごろに竣工する予定で、1隻あたり約7000台の輸送を可能としている。全長は約199.95メートル、型幅は約38.00メートル、総トン数は約73,500トン。

なお、LNG燃料の自動車船建造をめぐっては、川崎汽船も7月31日(金)、多度津造船において総トン数73,800トン、積載台数約7,020台の自動車運搬船を進水させており、同船は2020年度中の竣工を目指している。


情報発表元:日本郵船 - 本邦初、LNG燃料の自動車専用船をSAKURA LEADERと命名
 
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