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日本海洋科学と海上技術安全研究所は、2019年7月末まで、低硫黄C重油を用いた実船トライアル運航試験への参画船舶を募集している。

実船トライアル運航試験は、2020年から開始される舶用燃料油の硫黄分濃度規制強化(SOx規制)に適合するC重油への転換について、海運業界が円滑に対応することを目的として実施されるもの。

試験では、現在高硫黄C重油を使用している船舶において、低硫黄C重油に切り替え、補油からエンジンへの燃料油の移送供給、燃焼に至るまでの船舶の状態等に関する調査を行う。補油や運航時には、海技研の研究員のほか、機器のメーカ等の技術専門家等が乗船し、機器や燃料等の状態に関する必要な計測を行うことを想定している。

なお、事業への試験協力費として、試験への参画船には、トライアルに用いる低硫黄C重油として補油した量に対して、同量の高硫黄C重油の調達費用との差額が支給される予定。


情報発表元:日本海洋科学 - 低硫黄C重油を用いた実船トライアル運航試験への参画の募集
 
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