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海上技術安全研究所は2019年10月24日(木)、東京都三鷹市の同所400m水槽において、36m長尺模型船による高速曳航試験を公開する。参加は、事前申し込みが必要。

実験は、船舶の省エネ、温室効果ガスの排出削減に関する研究開発の一環として実施されるもの。海技研は、船首船底部から空気を吹き出すことにより、船底摩擦抵抗を低減させる「空気潤滑法」の効果増大を目的に、空気吹出周波数を制御する手法の可能性を調査しており、今回の実験では、模型船の船底にアクリル製の窓を長手方向に多数配置し、気泡流の長手方向変化を詳細計測する。

実験は、10月24日(木)13時30分から15時まで実施される予定で、海上技術安全研究所は、10月18日(金)まで参加者40名程度を募集している。定員に達し次第、締切日前でも申し込み受付は終了となる。 


情報発表元:海上技術安全研究所 - 36m 長尺模型船による高度空気潤滑法の抵抗低減実験を公開
 
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