画像提供:Royal Caribbean Group

那覇港管理組合、クルーズポート那覇合同会社、MSCクルーズ、ロイヤル・カリビアン・グループは2026年10月5日(月)、沖縄県・那覇港で新たなクルーズターミナルの建設を開始したと発表した。新ターミナルは新港ふ頭12号岸壁「第2クルーズバース」に整備され、2028年3月の完成・供用開始を予定している。

新ターミナルの開発・運営を担うクルーズポート那覇合同会社は、CTL MaritimeとRCL Cruises Ltd.による合弁会社。那覇港管理組合は2026年8月28日、同社との間で「那覇港クルーズ拠点形成協定書」を締結している。

那覇港管理組合は、国際旅客船拠点形成港湾として、MSCクルーズとロイヤルカリビアン・クルーズを連携船社に位置付け、国際クルーズ拠点の形成を進めている。2026年1月には、港湾法に基づく「那覇港国際旅客船拠点形成計画」を策定していた。

第2クルーズバースでは、22万トン級の大型クルーズ船とその乗客に対応可能な施設を整備する計画。国が係留施設など、那覇港管理組合がターミナル用駐車場などを整備し、民間側が旅客ターミナルビルなどを整備する官民連携の枠組みが計画されている。

新ターミナルは旅客向け施設の充実や港湾オペレーションの効率化を図るほか、大型・先進的なクルーズ船の受け入れ能力を高めるものとなる。那覇港については、年間を通じた利用が可能で、東アジア地域のクルーズ航路における重要な玄関口になるとしている。

那覇港管理組合の計画では、ターミナル供用開始後、連携船社に第2クルーズバースを優先的に予約できる仕組みを設ける予定。優先予約可能期間は30年間、優先利用可能日数は年間250日。通年運用開始を予定する2028年の寄港目標は、MSCクルーズが40回、ロイヤルカリビアン側が31回の計71回で、2032年には計89回を目標としている。