画像提供:阪神国際港湾株式会社

阪神国際港湾は、2026年9月4日(金)、神戸港六甲アイランドで、LNGバンカリング船「SETO AZURE」が、神戸港で初となるShip to Ship方式によるLNGバンカリングを実施したと発表した。LNG燃料を使用する自動車運搬船に対し、船同士を接舷させてLNG燃料を供給した。

「SETO AZURE」は、大阪ガスインターナショナルトランスポート、NSユナイテッドタンカー、阪神国際港湾の合弁会社である大阪湾LNGシッピングが建造したLNGバンカリング船。Ship to Ship方式は、岸壁に係留中、または錨地に停泊中のLNG燃料船にバンカリング船が接舷し、LNGを供給する方式となる。

「SETO AZURE」は全長86.29m、全幅17.60m、総トン数約4,350トンで、LNGタンク容量は約3,610立方メートル。推進方式にはLNGと重油のデュアルフューエルエンジンによる電気推進方式が採用されている。

阪神港では、小規模なLNGバンカリングについてはTruck to Ship方式で対応できるほか、近隣の大阪ガス泉北LNG基地にはShore to Ship方式によるLNGバンカリング機能も確保されている。神戸市は今回の取り組みについて、港湾の脱炭素化や国際競争力の強化に資するものとしており、カーボンニュートラルポート(CNP)の形成を推進していくとしている。