画像提供:BAE Systems

オーストラリア政府は2026年8月24日(月)、南オーストラリア州アデレードのオズボーン海軍工廠で、オーストラリア海軍向けハンター級フリゲートの1番艦「ハンター(NUSHIP Hunter)」の起工式が実施されたと発表した。艦の建造はBAEシステムズ・マリタイム・オーストラリアが担当している。

オズボーン海軍工廠は、オーストラリア連邦政府系のオーストラリアン・ネイバル・インフラストラクチャー(ANI)が保有する造船施設。このうちハンター級の建造が行われている南地区は、BAEシステムズ・マリタイム・オーストラリアが使用し、同社が建造作業を進めている。

起工式では、航海の安全を願う伝統に従い、「ハンター」の竜骨の一部となる2つの船体ブロックの下に記念コインが置かれた。式典にはパット・コンロイ国防産業相やオーストラリア海軍司令官のマシュー・バックリー中将、BAEシステムズ・オーストラリアの関係者らが参加した。

今回据え付けられた2つのブロックは、「ハンター」を構成する船体区画の一部で、今後ほかのブロックと接合される。オーストラリア政府によると、1番艦を構成する全22ブロックのうち、20ブロックですでに建造作業が進められている。

ハンター級は、オーストラリア海軍向けに整備される次世代フリゲートで、対潜戦能力を重視した設計となっている。BAEシステムズの26型グローバル・コンバット・シップをベースとし、オーストラリア製のレーダーやアメリカ製の戦闘システム関連装備などが組み込まれる計画。

1番艦「ハンター」は2024年6月に鋼材切断が行われ、正式な建造段階に移行していた。オーストラリア政府は、2030年代初頭に同艦を海軍へ引き渡す計画としている。

ハンター級フリゲート計画では、BAEシステムズ・マリタイム・オーストラリアが建造を担当しており、現在2,500人以上を直接雇用しているほか、オーストラリア国内のサプライチェーンで約5,000人の雇用を支えているとしている。



関連情報