©Funeco News

イタリア造船大手のフィンカンティエリは2026年8月20日(木)、バイキング・クルーズと、新たなクルーズ客船2隻の建造契約を締結したと発表した。2隻はいずれも2032年に引き渡される予定で、同社のアンコーナ造船所で建造される。

今回の契約は、フィンカンティエリとバイキングが2025年4月に発表していた追加2隻のオプションが行使されたもの。2025年4月の発表では、2031年引き渡し予定のクルーズ客船2隻の建造契約とともに、さらに2隻のオプションが設定されていた。

新たに建造される2隻は、フィンカンティエリがこれまでバイキング向けに建造してきた客船の特徴を踏襲し、小型クルーズ客船のセグメントに位置付けられる。総トン数は約54,300トンで、客室数は499室、旅客定員は998人となる予定。最新の環境規制や航行に関する規則に準拠して建造され、最新の安全システムを搭載する計画となっている。

フィンカンティエリによると、今回の契約額は、同社がクルーズ船建造契約で用いる区分の「Large」に該当する。同社では「Large」を5億ユーロ以上10億ユーロ以下の契約と定義している。

今回の発注は、2026年に発表されたバイキング向けエクスペディション・クルーズ船2隻の建造契約に続くもの。今回の2隻を含め、フィンカンティエリがバイキング向けに建造した、または建造を予定している船舶は計28隻となる。