
海上保安大学校の練習船「いつくしま(PL-23)」は、令和8年熊本地震の被災者支援のため熊本県八代市へ派遣され、2026年8月22日(土)から八代港で給水支援を実施するほか、入浴・充電支援にもあたる。
第十管区海上保安本部によると、8月22日(土)の給水支援は八代港に係留する「いつくしま」で16時から21時30分まで実施される。給水を希望する場合は、ポリタンクやペットボトルなどの容器を持参する必要があり、給水できる量には限りがある。
入浴・充電支援の受付は、八代市新町の「桜十字ホールやつしろ」で行われ、利用者は同所からシャトルバスで「いつくしま」まで送迎される。八代港周辺では地震による道路の陥没などがあるため、利用者が車で直接巡視船へ向かうことはできない。
「いつくしま」は海上保安大学校の練習船として2024年7月に就役した巡視船で、給水能力や入浴設備などを備える。海上保安大学校によると、今回の熊本地震では第十管区海上保安本部を中心に災害対応が続けられており、他管区からも応援派遣が行われている。「いつくしま」もこうした設備を活用して被災者支援にあたる。
同船は当初、8月23日(日)に別府国際観光港で、大分海上保安部による中学生以上の学生を対象とした見学会を実施する予定だったが、今回の災害対応に伴い、業務都合を理由に中止された。
被災者支援では、これまでに交代で巡視船「あかいし(PL-52)」、「いわみ(PL-71)」、「かんばい(PLH-45)」、「さつま(PL-07)」、「いまり(PL-87)」、「れいめい(PLH-33)」、「やひこ(PL-04)」、「あさなぎ(PLH-43)」、「とから(PM-21)」、「あかつき(PLH-34)」、測量船「平洋(HL-11)」などが八代港や三角港で給水、入浴、充電などを実施しており、今回「いつくしま」が新たに支援船として加わった。








