画像提供:横浜都市発展記念館

横浜都市発展記念館は、2026年7月18日(土)から9月27日(日)まで、特別展「絵図で旅する幕末の横浜」を3階企画展示室で開催している。

同展では、ペリー来航から約15年の間に、農漁村から開港都市へ変化した幕末期の横浜を、当時作られた絵図を通じて紹介している。ペリー来航時の警備図面、幕府による手書きの都市計画図、絵師が描いた鳥瞰図、外国人が測量した石版地図などを集め、横浜の成り立ちと都市形成の過程をたどる内容。

展示は「横浜誕生とその前夜」、「幕末横浜の発展」、「明治維新と開港都市」の3部で構成される。「横浜誕生とその前夜」では、近世の横浜周辺、ペリー来航、開港前夜、開港場の建設、海防と海図を取り上げている。「幕末横浜の発展」では、開港場の成長、居留地と外国施設、神奈川宿、横浜郊外への広がり、幕臣小笠原家の絵図が紹介されている。「明治維新と開港都市」では、大火と政権交代、村の幕末維新、明治初期の横浜、開港都市の絵図が扱われている。

主な展示資料には、幕末期の横浜村を描き、保土ケ谷宿で代々本陣を務めた家に残されていた「横浜村絵図」、歌川芳幾が描いた万延元年の「御開港横浜一覧双六」、幕府が文久元年頃に作成した横浜の開発計画図「横浜之図」がある。

このほか、イギリス人技師ブラントンが測量した1870年の実測図「Plan of the Settlement of Yokohama」、1868年に開港した神戸を描いた明治5年の「摂州神戸山手取開図」も展示される。

開館時間は9時30分から17時までで、観覧券の販売は16時30分まで。休館日は毎週月曜日で、月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日を休館する。観覧料は一般800円、小学生と中学生、横浜市内在住の65歳以上の人は400円。この観覧料で同館の常設展と横浜ユーラシア文化館も観覧できる。毎週土曜日は小学生、中学生、高校生が無料となる。

関連事業として、展示関連講座も開催する。第1回は8月1日(土)14時30分から16時までで、神奈川県立歴史博物館主任学芸員の武田周一郎氏が「岩橋教章と横浜」をテーマに講演する。第2回は8月29日(土)14時30分から16時までで、横浜開港資料館主任調査研究員の吉崎雅規氏が「幕末横浜の絵図」を解説する。定員は各回40人で、応募多数の場合は抽選。参加費は各回1,000円となる。

第1回講座の申込期間は6月30日(火)10時から7月24日(金)17時まで、第2回講座は6月30日(火)10時から8月12日(水)17時まで。申し込みは横浜都市発展記念館のイベント申し込みページで受け付けられている。

展示担当者による展示解説は、7月19日(日)、8月15日(土)、9月21日(月)の各日15時から約45分間、企画展示室で実施される。参加費は特別展観覧料のみで、事前申し込みは不要。

特別講座「絵図・地図で楽しくたどる幕末から戦後の横浜―関内を中心に」は、8月22日(土)14時から16時まで、横浜開港資料館講堂で開催する。元横浜都市発展記念館主任調査研究員の岡田直氏、武田周一郎氏、吉崎雅規氏が講師を務める。定員は40人で、応募多数の場合は抽選。参加費は1,000円で、申込期間は6月30日(火)10時から8月5日(水)17時までとなる。


情報発表元:横浜都市発展記念館 - 特別展 絵図で旅する幕末の横浜 |特別展 絵図で旅する幕末の横浜
 
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