
今治造船グループの岩城造船は、2026年6月11日(木)、同社で建造していた64,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「BELFUTURE」竣工、発注者へ引き渡した。
「BELFUTURE」は、共通構造規則(CSR BC&OT)の適用を受けるハンディマックスサイズのばら積貨物船。固体ばら積貨物の積載に適した構造として、各貨物艙にトップサイドタンクとホッパータンクを設けている。ハッチカバーには前後方向に開閉するフォールディングタイプを採用し、貨物艙口を大きく確保することで荷役性を高めた。甲板上にはクレーン4基を装備し、荷役設備の整っていない港湾でも荷役が可能となっている。
対応貨物は、穀物、石炭に加え、鉄鉱石、セメントなどの高比重貨物、スチールコイル、長尺鋼材などの製品貨物にも対応している。国際海上固体ばら積貨物コード(IMSBC Code)、国際海上危険物コード(IMDG Code)に適用する。
環境対応では、海洋汚染防止条約(MARPOL)の大気汚染防止に関する各種規則を満足する機器を装備。二酸化炭素の放出抑制指標については、本船に要求されるフェーズ2要件に加え、フェーズ3要件にも対応している。環境保全対策として、バラスト水処理装置、シップリサイクル条約に基づくインベントリリストも搭載した。
推進性能では、プロペラ近傍に省エネ付加物を設けたほか、高効率プロペラ、海水との摩擦抵抗を低減する船体外板塗料を採用している。
「BELFUTURE」の主要寸法は全長199.98m、幅32.24メートル、深さ19.30m、載貨重量は63,699トン、総トン数は36,139トン、主機関は6S50ME-C9.7、航海速力は約14.0ノット、船級はNK、船籍はパナマとなっている。
情報発表元:今治造船 - 64,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「BELFUTURE」竣工







