
クルーズ客船を運航する「キュナード」は2026年4月22日(水)、4隻の「クイーン」船を2028年5月16日(火)にイギリス・リバプールのマージー川へ初めて集結させると発表した。
集結するのは「クイーン・メリー2」、「クイーン・エリザベス」、「クイーン・ヴィクトリア」、「クイーン・アン」の4隻。4隻すべてが一堂に会するのは初めてで、会場となるリバプールは1840年にキュナードが創業した地にあたる。リバプールのウォーターフロントでは、この機会を祝う特別イベントも予定されている。
キュナードの船が前回マージー川に集結したのは2015年で、創業175周年を記念して「クイーン・メリー2」、「クイーン・エリザベス」、「クイーン・ヴィクトリ」アの3隻が集まった。この際は100万人超がリバプールのウォーターフロントに集まった。
2028年5月16日(火)にリバプールへ入港する「クイーン・メリー2」は、ニューヨークから同市へ直接航行する初の大西洋横断航海を実施する。キュナードのニューヨーク発リバプール行き東廻り航海としては、1966年11月18日(金)にRMSシルバニアがプリンセス・ランディング・ステージに着岸して以来、61年以上ぶりの入港になるとしている。
この4クイーンズイベントは、リバプールが欧州文化首都に選ばれてから20周年となる2028年に開催される。同市では音楽、海事、スポーツなどの催しが通年で予定されており、キュナードの帰還もその一つに位置付けられている。
キュナードは、この歴史的な機会に合わせて各船で「4クイーンズ・セレブレーション」航海を運航する。「クイーン・メリー2」はニューヨーク発リバプール行きの初の大西洋横断航海で現地に到着し、その後は大西洋横断航路、カナダ&ニューイングランド航路、長期のカリブ海クルーズを運航する計画だ。「クイーン・アン」は北欧と北ヨーロッパ航路で2028年シーズンを開始した後、リバプールで特別なオーバーナイト停泊を行う。「クイーン・エリザベス」と「クイーン・ヴィクトリア」の乗客は、マージー川での集結を船上から見ることができる。「クイーン・エリザベス」はサウサンプトンからル・アーヴルを経てリバプールへ向かい、@クイーン・ヴィクトリア」はスコットランド、アイルランド、北アイルランド、ウェールズを巡る英国周遊航海の後に到着する。
キュナード社長のケイティ・マカリスター氏は、4隻のクイーン船が初めてマージー川に集結することはキュナードにとって特別な機会であり、リバプールへの帰還は同社と同地の結び付きを示す象徴的な出来事になるとの見方を示した。また、乗客やリバプール市、市内から見守る人々にとって記憶に残る一日になると述べた。
リバプール市議会のリアム・ロビンソン氏は、4隻のクイーン船を同時に迎えることは街と市民、訪問者にとって特別な機会になるとしたうえで、海事の歴史を持つリバプールにとっても記憶に残る瞬間になるとコメントした。
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