画像提供:東京都港湾局

東京都港湾局は2025年11月1日(土)、中央区晴海に再整備した「晴海客船ターミナル」を本格開業する。同日には完成記念式典を開催し、クルーズ客船「コーラル・ジオグラファー」の入港も予定されている。

新な晴海客船ターミナルは、東京都が東京港へのクルーズ船寄港ニーズに対応するため整備した施設で、所在地は中央区晴海五丁目7番1号。建物は鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)の平屋建てで、延床面積は3,257平方メートル。館内には待合エリア、管理・検査エリア、車両待機場などを備え、開館時間は9時00分から17時00分まで。2025年6月には一部機能でクルーズ船の受入れを再開していたが、今回車両待機場の整備が完了したことで、施設全体の本格運用に至る。

完成記念式典は、11月1日(土)の10時00分から待合エリアで実施され、主催者挨拶として東京都の小池百合子知事のビデオメッセージが放映されるほか、来賓による挨拶も予定されている。

同日には、クルーズ客船「コーラル・ジオグラファー」が清水港から午前8時に入港する予定。船は総トン数5,516トン、全長93.4メートル、定員120名で、運航会社はオーストラリアのコーラルエクスペディションズ社。翌11月2日(日)18時に、再び清水港へ向けて出港する計画。入港時には東京消防庁 臨港消防署による歓迎放水も予定されている。

ターミナルの待合エリアは一般の利用者に自由開放されるが、管理・検査エリア、岸壁、船内への立ち入りは保安上の理由により制限される。


情報発表元:東京都港湾局 - 晴海客船ターミナルが本格開業します!! 開業に合わせ、完成記念式典を開催いたします
 
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