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津軽海峡フェリー株式会社は2025年9月26日(金)の14時45分から、函館港フェリーターミナルや本社事務所棟、同港第4バースに停泊中の同社船舶「ブルードルフィン」において、船舶火災を想定した官民合同訓練を実施する。

訓練は、同社の安全管理規程や安全管理システムに基づき、火災発生時の対応内容の再確認と現場対応能力の向上を目的とするもので、関係機関との迅速かつ円滑な連携体制の確認を通じて、組織全体の危機管理体制の強化を図る内容となる。

訓練の実施時間は14時45分から16時までの約1時間15分。訓練には、津軽海峡フェリーの乗組員や職員のほか、函館海上保安部、消防署、医療機関が参加する。

訓練では、「ブルードルフィン」において防火部署操練、避難誘導、負傷者のヘリコプターによる搬送、情報伝達、危険物対応などが実施される。また、海上保安庁は巡視艇を用いた消火訓練、負傷者搬送訓練、ヘリによる救助、情報伝達訓練を行うほか、消防も緊急車両が参加し、消火や搬送、情報伝達の各訓練を担当、医療機関からは、避難者の状態確認やトリアージを含むDMATによる訓練が実施される予定。会社側は非常対策本部の立ち上げ、事業継続計画(BCP)対応、模擬記者会見の訓練も行われる。


情報発表元:津軽海峡フェリー - 函館港フェリーバース/ターミナルでの官民合同訓練実施のお知らせ
 
【関連ジャンル】
 船舶 : ブルードルフィン(2代)
 港湾 : 函館港
 海運事業者 : 海上保安庁
 海運事業者 : 津軽海峡フェリー