画像提供:海上自衛隊

海上自衛隊は2025年7月15日(火)、令和7年度遠洋練習航海の一環として、メキシコ海軍との親善訓練をアカプルコ沖で実施した。訓練は、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた連携強化を目的としたもの。

訓練には、海上自衛隊から、練習艦「かしま(TV-3508)」、「しまかぜ(TV-3521)」、メキシコ海軍からは哨戒艦「イダルゴ」が参加。戦術運動、通信訓練、写真撮影訓練(PHOTOEX)が行われた。

また、訓練に先立ち、「かしま」と「しまかぜ」は7月11日(金)から15日(火)にかけてメキシコのアカプルコ港に寄港。寄港中には相互理解を深める交流も実施された。

この訓練は、2025年6月13日(金)から11月12日(水)まで実施されている令和7年度遠洋練習航海の一環で、初級幹部に対し、実地での技能修得や国際感覚の涵養、友好親善の促進を目的として行われている。航海には第75期一般幹部候補生課程卒業生を含む約580名が参加しており、練習艦「かしま」「しまかぜ」が太平洋、大西洋、カリブ海などを航行しながら各国を訪問している。


情報発表元:海上自衛隊 - 日メキシコ親善訓練について
 
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 船舶 : TV-3508 かしま
 海運事業者 : 海上自衛隊