画像提供:U.S. 7th Fleet

アメリカ海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン(George Washington:CVN-73)」は、2025年6月10日(火)10時頃、横須賀港を出港する。横須賀市が外務省からの通報として公表した。

横須賀市の公表によると、今回の出港の乗組員数は2,671名。同艦は、6月4日(水)9時頃に横須賀に入港していた。

なお、5月19日(月)から5月31日(土)の期間までの期間は、「ジョージ・ワシントン」艦載機の全機種である、F-35C、FA-18E、FA-18F、EA-18G、E-2の着陸訓練(FCLP:Field Carrier Landing Practice)が硫黄島において実施されていたが、6月10日(火)頃から6月16日(月)頃までの間、九州沖の洋上で空母着艦資格取得訓練(Carrier Qualification:CQ)が実施される予定となっている。

CQは、FCLP実施後、洋上の空母に着艦することにより、空母への着艦資格を取得することを目的とした訓
練であり、基本的に九州沖の洋上の空母において実施される。CQを終えた空母艦載機は空母に格納されるものを除き岩国飛行場に帰投する予定。


情報発表元:横須賀市 - 米国原子力空母の出港に係る通報について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : CVN-73 ジョージ・ワシントン
 港湾 : 横須賀港
 海運事業者 : アメリカ海軍