
©Funeco News
海上保安庁は2024年4月26日(金)から5月6日(月)までのゴールデンウィーク期間におけるマリンレジャー活動に伴う海難発生状況(速報値)を、2025年5月16日(金)に公表した。
発表によると、同期間中に発生した船舶事故は60隻で、前年同期間と比べて4隻増加した。このうち、プレジャーボートによる機関故障などの運航不能が16隻を占めた。一方で、船舶事故による死者・行方不明者は0人で、前年と変化はなかった。
人身事故については、発生件数が31人と前年より5人減少したが、死者・行方不明者数は8人で、前年より3人増加する結果となった。内訳では、釣り中の事故が13人で最も多く、スクーバダイビング中が3人、磯遊び中が3人、遊泳中が3人と続いた。サーフィン中およびプレジャーボート等乗船中はいずれも2人、その他の活動中は1人であった。なお、中学生以下の人身事故者は1人で、死者・行方不明者はいなかった。
過去5年間の推移をみると、船舶事故隻数および人身事故件数は年ごとに増減があるものの、プレジャーボートによる事故が依然として大きな割合を占めている。また、運航不能の原因としては機関故障が最多で、転覆や衝突、浸水なども一定数発生している。
情報発表元:海上保安庁 - ゴールデンウィーク期間中におけるマリンレジャー活動に伴う海難発生状況(速報値)【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上保安庁